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読書中感想文「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」

 

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

7つの習慣を読もうと挑戦するのは何度目だろうか。

三度目だ。

大学時代に戸田君に勧められたことを覚えている。お酒の力もあって、話を聞いたその場でアマゾンをポチってから7年近く経ってしまった。

今一度、自分の人生の方向を見定めるためにも、この読書をする熱があるうちに読んでしまおう。今年読みたい本の一つにも入れたし。

 

14ページ読んで…

個人主義と人格主義。なんとなく言いたいことはわかる。対人的な評価を軸とした、他人の評価に依存する自己評価ではなく、自分のやりたいことや大切にしなくてはいけないことを軸に自己評価するという考え方だろう。まさにいま僕が悩んでいることに近い。

職業や社会的立ち位置がとても気になってしまうが、それを気にしだすときりがなく、天井が無い。そうではなく、自分のやりたいことや大切にしたいことをしっかりと考える事が大事なんだとなんとなく思うようになってきた。そして、行動してみると、自分の大切なことを大事にした方が、結果魅力的な人間になることができるのだ。

 

32ページ読んで…

確か前回は、この辺で挫折したのではないだろうか。30ページ…

僕は過去の自分より成長している。それだけは確かだ。

パラダイムとは視点。物のみかた、捉え方。一つの視点でばかり物事を見ていては成長できないといったところか。原則の話は、主語が大きすぎて概念的な話が多く、掴みにくい。なんとなく読めばよい箇所だと思う。

 

50ページ読んで…

インサイドアウトの話。他者を変えたいのならば、自分を変える必要がある。これは20代になって人間関係を構築していく中で学んだ。他者の性格や行動を変えることはできない。変化させられるのは僕自身だけだ。人間の力などそんなものなのだ。あとは変わった自分を見て、他人が変わろうとしてくれるかを期待する。それが人に影響を与えるという事だと思っている。まさにインサイドアウトとはこういう事だと思う。

 

成長の連続体の話。2018年は人に感謝する年であった。一人暮らしに慣れ、自分の行動を自分の稼ぎだけで賄えるようになってきた僕は、やっと大人として自立できたと思えた。そして同時に、毎日楽しい生活を送ることができて幸せ者だと感じていた。

なんでこんなに楽しくいられるかを考えると、周りに良い友人が多い事に気づく。僕は彼らが一緒にいてくれるから毎日が楽しいだ。一緒に遊ぶこともそうだし、誰かが筋トレをしているから僕もやる気になったり、誰かが積極的に行動している姿を見ると自分も何かやろうと思う。誰かに話を聞いてもらえるから、自分の中で悩んでいることを整理したり、解決したりできる。本当に僕は友人に支えられて、誰かに支えられて生きているんだと実感した。そして同時に、感謝を忘れないようにしようと思った。今年はそんな1年だった。

まさにこの感じてきたことが、書籍にある、依存→自立→相互依存だと思う。相互依存という言葉は多少、僕の考えているニュアンスと違う気がするが、でもみんなのおかげで僕は楽しく今を生きていると本気で思うので、ある意味依存なのだろう。ポジティブ依存。迷惑をかけない依存。

 

73ページまで読んで…

ちょっと読むのがうんざりしてきた。文章の書き方に、胡散臭い人のしゃべり方のにおいがしてきたからだ。なんか細かい例を挙げるばかりで、言いたいことの確信を突くような言葉が少ない。挙げられた具体例は結果論でいえば、メッセージとつながっているように見えるが、もう少しいま伝えたいメッセージの詳細を教えてくれないと、結論と事例の関連性が弱くなってしまう。

んー、うさんくさい…そしてやっと7つの習慣の説明が始まる。

 

104ページ読んで…

影響の輪の話。自分の関心のあることを関心の輪。その中でも自分の力で変えられる内容を、影響の輪と呼ぶ主体的な人間は影響の輪に関する事象に対して注力する。しかしうまく行かない人は、関心の輪のことばかり考えてしまう。つまり、自分で責任を持って主体的に動けることに注力することが大事で、いくら自分がやっても変化することのない無責任でいられることに対して脳みそを使っても仕方ないという事だ。

確かに、自分の行動や、会社に対する不満において、関心の輪に入ってしまっているものが多いかもしれない。つまり、会社の社風や他人の行動など自分では影響を与えられないことに責任を押し付けて考えてしまっているときがあるという事だ。

反面、自分の勉強や自分のスキルは影響の輪に入ってくるが、なかなか手を付けられないでいる。ただ、解決方法やこれをやれば良いよ思うような手法が明確にわかっているのはいつも影響の輪の中の出来事かもしれない。わかっているのに手を付けず、関心の輪にある、文句を言うだけで済んでしまう、無責任なことにばかり目が行きがちだ。なぜならその方が楽だから。楽に何かをした気になるからだ。

もっと主体的に、自分のできることに目を向けよう。今できることに目を向けよう。