読書感想文 手取り17万円の勤め人が「僕ちゃん天才」と言い始めたら年2400万円稼げた超成功法則 作者:ポール 発売日: 2019/09/19 メディア: 単行本(ソフトカバー)
友人に2020年面白かった本を尋ねて、進めてもらった一冊。
その友人は不動産での商売に興味があるらしく、その手の業界で有名なブロガー兼、不動産事業経営者の方の本を教えてもらった。
僕は、めっちゃポジティブでもないし、めっちゃネガティブでもないが、自己肯定感はだいぶ低い。
今自分に置かれた環境の中で最適な楽しみ方を見つけることはすごく得意だけど、何かを成し遂げるようなそんな期待を自分に向けることはない。
話しは逸れるが、期待という言葉はあまり好きではない。何の根拠もなく、希望的意味だけの目標を立てると、それに辿り着かなかったとき、とても悲しい気持ちになるからだ。期待なんかしなければ…という考え方が嫌いだ。
結果に自分の実力以上の物を求めてしまうと、失敗したときの感情の揺れがとてもリスクに感じる。
失敗してもいいという心構えで挑戦する事が望ましい。現状を見つめ、十分に達成できる実力があるという分析の元、挑戦する。もしくは、失敗してもなにも心配することは何もないと。そんな心構えで生きていたい。
そういう考えを持っているので、石橋を叩いて叩いて、周りが平気な顔で橋を渡り始めるまで、叩いているような時がある。
と思ったら、自分がずぶぬれになる事に何も恐怖は無く、渡る途中で怪我をしても良いと大抵のことを気にしない時もある。
何より、自分は渡れるっ!と信じて、渡れなかったときに、渡れなかった・・・とただ落胆することが嫌なのだ。その可能性があるなら、ずっと石橋を叩く。
つまり、自分の力を過信しないことで、自分を守ってきたような気がする。
だから自己肯定感が低いのかもしれない。
この本では、自己肯定感を身に着けるための方法として、「自分はできる」「自分には可能性がある」と唱える事を紹介していた。
言葉として口で発することで、脳がある種誤作動ような働きを起こすことがあると聞くので、おびえている自分自身を奮い立たせるために「自分はできる」と口に出して言うことは良い方法かもしれない。
書いてある内容への感想はこのくらいだろうか。
自己肯定感が高い事のメリットと、自己肯定感が低い人のデメリットは表裏一体である。
ポールさんの界隈の不動産事業を行っている人の話は、面白かった。自分でルールを作る事ができる場所で商売をするというのは正にその通りだと思う。資本主義においてシステムを構築できる人が一番儲けることができる。
今回はそんな感じでした。