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【読書中感想文】10年後の仕事図鑑 著者 : 堀江貴文 落合陽一

 10年後の仕事図鑑

 
落合さんの日本再興戦略を読み、続いてこちらの本を読み始めた。
将来を見通す思考をできるだけ身に着けたい。
 
既に、半分ほど読んでしまったのだが、この本は先述の日本再興戦略と内容がほとんど同じであった。
日本再興戦略が考えの基礎をしっかりと解説しているのに対し、
こちらの本では、軽く戦略方法に触れながら、今ある職業について将来像を提示している。
教科書と応用問題集のような関係だ。
 
述べている内容は、従来の会社に帰属して守ってもらう時代は終わり、
個人のやりたいことにフォーカスして力をつけるべきというものである。
AI、学習機能によって作業という作業は効率化される。
作業ができる人間ではなく、個人で価値を生み出す力をつけることが必要である。
 
154ページ読んで…
お金の話が始まる。
お金は貯めるために貯めるのではない。使うために貯めるのである。
確かに、何かを成し遂げようという目標が無い僕の人生において、お金を貯めるという行為は優先順位が高くない。
漠然と、結婚費用や家族を養うために万が一に備えて…ということくらいしか考えていないため、
ある程度貯金をしようとはしているが、いくら貯めることが適切かわからないし、正しいのかわからない。
 
今現在財形貯蓄しているお金をどのように使うのか、時々考える。
今僕には失うものが何もないし、何かに挑戦する時間もある。
僕は、今あるお金を有効的に自分に投資したいと思っているが、
やはりお金を失うのは怖いことで、一歩が踏み出せない。
 
この先一人で暮らしていくことも考えれば、貯金をする必要なんてないと思う。
やりたいことにできる限りお金を使って、やり抜く方がよっぽど楽しい人生を送ることができるし、
そういう人の方が魅力的に見える。
浪費ではない。投資をするのだ。
自分が価値を生み出せることに対して必要なお金ならばいくらでも出すべきだし、
そういう思考や、お金の使い方をいち早く学ぶべきだ。
 
220ページ読んで…
三位一体の生き方、
遊ぶ、学ぶ、働くを同時に行うことは、二人が述べ続けていることの理想状態である。
僕もかくありたいと思う。
いまのキャンプブログ活動は、一歩ずつこの三位一体に近づいている。
キャンプでの経験をブログの記事にすることで、自然の中で遊び、文章を書き、ブログを運営するという遊びをしながらも、
HTMLの編集や、文書の書き方、ラジオではしゃべり方などを随時学んでいる。
あとはもっと記事を貯めて、収入を得ることができればよい。
そのために必要なスキルをこれから学び、活かしていけばよいのだ。
 
253ページすべてを読み終えて…
モチベーションを価値に変える力=言語化する能力、論理力、思考体力、世界70億人を相手にすること、経済感覚、世界は人間が回しているという意識、専門性
 
僕には専門性という言葉が印象的だった。キャンプブログを始めてから何かを創造することの楽しさを知った僕だが、何か専門的なスキルを身に着けているだろうか。今までの振り返りの中で考えもしなかった。
専門性とは自分にしかできないこと。
僕にしか生み出せない価値。
これこそ、これからの時代を楽しく生きるために重要になる。
誰もができることはどんどん効率化される。僕にしかできないことは何だろうか。
 
三位一体な人生を歩むために、僕は僕にしかできないことを見つけよう。
これがこの本の感想です。