テンセキコケムサズ

インドア、アウトドアいろんな趣味に溺れる雑記です

イミテーションゲームを観た話

カンバーバッチ主演。イミテーションゲーム

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天才役を演じることに関して天才

シャーロック然り、天才かつ奇人という役がカンバーバッチにはぴったり。

ただ20代の役はだいぶ無理があったのではないのだろうか。

 

キーラナイトレイの鼻から下は、世界一

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この人のアゴと下唇はすごくセクシー。

あとパイレーツオブカリビアンから少し年齢を重ねて、

とても良い女性になっていると思った。

 

キーラナイトレイのセリフがよかった。

同性愛者であるカンバーバッチと、キーラナイトレイの間に生まれる

世間でいう普通ではない、愛の形。

それでも一緒にいようとするキーラナイトレイのセリフがぐっときた。

 

戦争映画の難しいところ

アメリカンスナイパーを観た時も感じるのだが、

戦争映画には、「自国の英雄を讃える・戦争で勝利した自国を讃える」

ということを一つの美徳のようなものとして表現する部分があると思う。

 

そして、アメリカ人でも、イギリス人でもない僕は

その良さがわからない。

 

その美徳が良くないということではなく、

映画の持つ要素の一つであるその「美徳みたいなもの」を

どうやっても享受できない。

そしてそういう部分が見えてしまった瞬間、その映画に冷めてしまう。

ということが時々起こる。

 

ノンフィクションであるがゆえに、戦争の結果は知っている。

つまり、決まった結末に向かって、

お決まりごとのように主人公が挫折し、そして希望をみつけて

成功へと向かっていく。

 

そういう、フィクションの中で扱われる、「結果どうなるの?」感と、

ノンフィクションの「結末はご存知の通り」感がぶつかる。

 

結果までの過程が重要なんだけど、

ヒーロー感を出す映画だと、お決まりの仲間が助けてくれる展開になる。

このへんのバランスが、戦争映画って難しいと思う。